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最新記事【2006年05月04日】

膠原病について

膠原病は1つの病気ではありません。全身の臓器に共通して存在する結合組織という部分に変化が起こるいくつかの病気をまとめて膠原病といっています。代表的な病気は、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、全身性強皮症などです。

これらの膠原病は自己免疫の働きによって起こると考えられています。もともと外部から浸入する異物から身を守ってくれるためのもののはずの免疫の機能に異変が生じて、自分の体を破壊してしまうのが自己免疫反応なのです。自己免疫反応は、膠原病以外でも様々な病気の発症に起因しています。
 

じんましんについて

じんましんは、ヒスタミンなどよって血管を開き、血漿という血液中の液体成分が外に出て一時的にむくんで盛り上がる病気です。ヒスタミンは神経にも影響をおよぼすので、かゆみもあります。 また、じんましんにはアレルギー性と非アレルギー性があります。

じんましんは、虫刺されのようなかゆく赤い盛り上がりが、出たり消えたりを繰り返すのが特徴です。4週間以内で治まるものは急性じんましん、4週間以上続くものは慢性じんましんと呼びます。急性じんましんの場合はアレルギー性が多く、慢性じんましんの場合は非アレルギー性が多いといわれています。じんましんと言っても素因は様々なので、膠原病がもとになっている可能性なども考慮する必要が場合によってはあります。

ヒスタミンについて

ヒスタミンは、アミノ酸の仲間のうちの1つです。基本的には、のどや鼻粘膜の上皮に存在します。ケガやヤケドをしたとき、または毒物、薬物、アレルギー素因のようなものが体内に浸入したときに働きが活発になり、細胞から放出される物質です。

放出されたヒスタミンは体内の様々な箇所にあるタンパク質結びついて、鼻水・かゆみ・痛み・気管支収縮といったアレルギー反応を起こすとの報告がなされています。

主婦湿疹について

水仕事をよくする主婦に多く見られる手の湿疹を主婦湿疹といいます。これは主婦が洗剤などの刺激を手に受けやすいためで若い世代の主婦に多くみられます。主婦湿疹はまず、手のひらと甲の両方が赤くなり、小さな水膨れができてじくじくし、かゆみを併発するタイプがあります。そしてもう1つ、非常にかさかさして皮がむけてしまい、指紋がなくなってしまうタイプがあります。 主婦湿疹は主婦だけに限らず、美容師・調理師など水を使う男性にもみられます。主婦湿疹のできやすいタイプとしては、アトピー体質の人が多く含まれているとも報告されています。
 
予防としては第一に、手に対する刺激をできるだけやわらげることです。洗剤などが直接手に触れないように、コットンの手袋の上にゴム手袋をはめて、二重に使用するのがよいでしょう。また、肌が乾燥しすぎないように、水仕事の後は水をよくふきとってください。ハンドクリームなどの使用は外部からの刺激を避けるために効果があるとされています。治療としては、皮膚の乾燥対策としての保湿剤、皮膚を柔らかくするクリーム等を医師の処方によって使いましょう。主婦湿疹用のクリームを塗っていてもひどくなる時は、 手の水虫など感染症かもしれません。その場合は医師の診察が必要になります。

乾皮症について

熟年世代になると、皮脂や保湿成分の量は激減してしまいます。その結果、皮膚の水分を保つ働きがにぶって、皮膚がカサつきます。乾皮症は、空気が乾燥する秋から冬にかけて悪くなる傾向があります。乾燥状態の皮膚は刺激に敏感になっているので、衣類がふれたぐらいの刺激でもかゆみが起こることもあります。かきむしると皮膚はさらに過敏になるので、一層かゆみを感じてまたかきむしるという悪循環を繰り返すことがよくあります。

皮膚の乾燥を防いでかゆみをひどくしないために、対処法がいくつかあります。冬場は、加湿器などを使用して部屋のの湿度を高くしておくようにするとよいでしょう。また、おふろでは皮脂を取りすぎないようにあまり洗い方を丁寧にしすぎないほうにするほうがよいかもしれません。体が暖まりすぎるとかゆくなりますので、長風呂は控えてください。入浴後は効果の高い尿素配合の保湿剤などを塗って、乾燥を防ぐように心がけるとよい結果が期待できます。下着は肌にやさしく刺激の少ないコットンにしましょう。症状がひどいときは、専門医を受診して相談するのをおすすめします。

湿疹の対策について

湿疹の原因は数え切れないほどあり、自己判断で特定するのは難しいことがあります。

なんだかかゆいな、ブツブツができたな、と感じたら すぐに皮膚科の専門医に診てもらうのが一般的によいとされています。

比較的原因の割り出しやすい接触性皮膚炎では、原因となる物質を避けるように注意することです。

過去にどんなもので皮膚炎を起こしたことがあるかを記録しておくと、その後の対策がしやすくなります。かゆみがあっても、むやみにかかないようにするのが賢明です。
かいた傷口から菌が侵入しアレルギーの素因になることがあります。

入浴は清潔さを保つのに必須ですが、タオルでゴシゴシ強くこすったりするのはおすすめできません。

また刺激の強い洗浄剤が含まれたシャンプーなども使用を控えるのが望ましいでしょう。
化粧品や毛染めなども、事前にしっかりかぶれないかテストしたほうがよいかもしれません。

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